明けましておめでとうございます

世のため人のため わが身のためを思って 家業をありがたく 勤めることができれば、それがおかげである。それが神の心にかなうのである。

新年を迎えることができ、有難いことであります。

金光教にご信縁を頂き、教祖金光大神様のみ教えに触れることによって、私たちは[この生命、今朝の生命は当たり前のことではない。生かされて生きているいのちであり、天地の恵み・働きをいっぱい頂いた証しである]ことを知ることができました。今年一年はまず、朝目が覚めたこと、生命を頂いたことにお礼申し上げることから始めていきたいと思います。

○お天道様のお照らしなさるのもおかげ、雨の降られるのもおかげである。人間はみな、おかげの中に生かされて生きている。人間は、おかげの中に生まれ、おかげの中で生活をし、おかげの中に死んでいくのである。

○ 天地金乃神のおかげでいかしてもらっている人間は、合わせ鏡の間に置いてもらっているようなものである。悪いことも善いことも、みな鏡に映るように神はご承知である。信心して、真の心にならなければならない。

一日の始まりを心の中で、または口ずさんで、お礼ができたならば、「今日一日も少しでも、喜びお礼感謝の心で過ごせますよう」願っていきたいと思います。

金光教諫早教会の今年一年、神様のおかげを頂きたいことが、数々計画予定されています。 

只今、西小路町に建設中の教会が、2月末 完成予定になっています。

新しい教会で、3月報徳大祭を仕え、4月建設関係者や地域の方々、教会連合会の方々をご案内して、諫早教会ご信徒みんなで、御礼を込めた落成奉告祭を仕えたいと願い計画しています。

色々なアイディアや工夫が込められ、建築設計の上にも特徴ある建物になっていますので、ぜひ皆様方に見学してもらいたいし、参拝して頂きたいと願っています。大きな建物になっていますが、天地金乃神様のお徳、ご比礼を現したい、皆さんに感じて貰いたいとの願いのもと、取組んできました。

70才を迎え、いよいよ高齢者としての自覚・信心が問われます。神様のおかげを、私が先頭に立って現して行きたいと思っています。

金光教諫早教会長

原 正忠