布教功労者 報徳大祭

金光教では、2月は《布教功労者 報徳祭》という名称のお祭りが、各地の教会で仕えられます。教祖金光大神様によって開かれたわが道は、その教祖様のお跡を、二代・三代・四代と歴代の金光様が受け継いでくださり、また各地の教会の先生方が、わが道の信心を【正しく頂き、正しく守り、正しく伝えていく】働きをすすめてくだされたおかげで、金光教は途絶えることなく、立教156年を迎えています。

 

歴代金光様や歴代教会長先生のお働きを【布教功労者】として称え、そのお徳を頂き直しお礼申し上げていくのが【報徳大祭】です。

 

特に、九州に最初に教会ができたのが小倉です。そこから各地に教会ができていきました。その小倉教会の初代 桂松平先生は、二代金光四神様よって助けられ、取次を受け頂かれて、九州の地に道を開かれたのです。以来、『九州の氏子、二代金光四神様の恩を忘れてはならぬのぞ』との桂松平先生の思いを受けて九州の各教会は、この【布教功労者 報徳大祭】を【二代金光様大祭】とまで名をうって仕えられてきたのでした。

 

○祭り日は、信心を忘れないための大切な日である。この祭り日を忘れさえしなければおかげがある。忘れたらおかげはない。親の恩を忘れないための法事のようなものである。何事にも恩を忘れてはならない。

○木のもとへ肥料をやれば、枝振りまで栄える。先祖や親を大切にすれば繁盛させてくださる。

 

とありますように、今日の私が在るのは親のおかげ、今日の私の信心があるのは歴代教会長先生のおかげ、今日の私たちの金光教があるのは歴代金光様のおかげと、思いを新たにしてお礼を申し上げつつ、【元気な信心】を進めていきたいと思います。

 

只今進めています教会移転新築計画は、2月末に完成します。3月7日新しい

教会広前にて、布教功労者報徳祭を【報徳大祭】という名のもとに仕えさせて頂きます。【元気な信心】を皆様と一緒に現し、おかげ頂きたいと思います。


教会長 原 正忠