金光教北九州教区平和集会 「祈りのつどい」

長崎原爆資料館にて 金光教北九州教区平和集会「祈りのつどい」が行われました。

 

戦後71年目 先の太平洋戦争や原爆の犠牲者への追悼に加え、今でも世界の紛争で犠牲になっている多くの御霊の立ちゆきと、世界真の平和の実現に向けた祈りを込めさせていただきました。

 

(←献水をする代表者)

記念講演は、長崎県宗教者懇話会の会長も歴任された、野下千年神父にお越し頂き、「平和の祈り ー諸宗教者対話の歩みを通してー」の講題にてご講演賜りました。

 

キリスト教、イスラム教、仏教、神道、あらゆる宗教宗派を超え、平和を願う気持ちは同じ、ともに協力し合って世界真の平和を実現していこうという歩みに、感動と共感を覚えます。

野下神父は、「すべての宗教宗派を超えるという意味は、『宗教なら何でもいい』ということを意味しない。それぞれの宗教者が自分の信仰・教義をしっかりと持ち、真剣に自らの信ずる神なり仏なりに祈りを捧げることが大切。それでいて、他の宗教宗派の信仰・考え方を容認し、尊ぶことが重要である。」と力強く語っておられました。

 

世界を股にかけご活躍されてきた野下神父だからこそ、含蓄に富む講話であったと思います。

 

世界の平和のために、私たちはまず手元足下から、日々の信心をしっかりと進めていきたいと思いを新たにいたしました。