参拝の仕方 お参りの仕方

正面玄関入ると すぐ目の前に神前があります

心を鎮め、神様や御霊様に祈りを捧げる広前です

 

まずは広前で神前(中央)に向かってお参りします

金光教では普通の神道とは少し異なり

「一礼 四拍手 一礼」

その後頭を下げたまま、

「心中祈念」(口に出さずに祈りを込めます)

祈念が終わったら、頭を上げて再度

「四拍手 一礼」です

 

四回は世間では不吉な数字と言われることが多いですが、

金光教では「始終幸せ(じゅうあわせ)」の「四」ととらえます

 

次に霊前(左側)に向かってお参りします

神前と同じように

「一礼 四拍手 一礼」(頭を下げたまま)

「心中祈念」(終わったら頭を上げて)

「四拍手 一礼」 です

 

神様、御霊様への祈りが済んだら、右端の「結界(けっかい)」へ進みます

結界には「取次者(とりつぎしゃ)」と呼ばれる金光教の教師が座っています

参拝者の願い、悩み、苦しみ、どんな相談でも親身に聞き届けます

そして参拝者と共に、その願いや祈りを神様に届けます

 

声も形もない神様の願いや思いを、神様に代わって取次者が参拝者へ伝えます

神様と人との関係を取り次ぐので、この働きを「取次(とりつぎ)」と呼び、

最も大切にしている教会の働きの一つです

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金光教のお参りの仕方(金光教公式ポスター)
金光教パネルA3.pdf
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Q1. 何を祀っているのですか

A1. 「生神金光大神 天地金乃神」を祀っています。前者は教祖が亡くなってから神様としての働きを現すようになった、教祖の神様です。後者が教祖が出会われた神様の名前で、天地宇宙全ての働きそのものを神様として祀っています。

Q2. 誰でも参拝していいのですか

A2. はい。宗旨宗派を問わず、どなたでも参拝できます。よく「金光教の信者でなければ参拝できないのですか?」と問い合わせを受けますが、そんなことはありません。出入りは自由です。

Q3. 結界で相談するのにお金がかかるのですか

A3. いいえ。参拝や結界でのお届け(相談)は一切お金はかかりません。気軽に何度でも足をお運びください。神様へのお供えはあくまでも真心です。自ら進んでお供えしたい時だけで構いません。教会から強制することは絶対にありません。

Q4. 入会を強制されたり勧誘を受けますか

A4. いいえ。教会から入信を強制したり、強く勧誘することはありません。お話を聞いて、自らの意思で金光教の信仰・信心をすすめたいと希望されたときに、参拝者の方から願い出る形を取っています。

Q5. 何のために信仰をするのですか

A5. 自分の身に起こる困難な出来事、自分の都合のいいように進まない現実、予期せぬ病気や事故、これら日常の問題にどう向き合っていますか。運が悪い、周りが悪い、実力が足りないからあきらめよう…。信仰がなければ、自分の力で何でもしようとします。でも世の中自分の力だけでできることなど限られています。自分一人で生きていると言える人などいません。食事1つとっても天地の働き・恵みがあって、食事を食べられる健康があって、食事を用意してくれる人がいて、初めて食事がいただけるわけです。信仰によって人生に関わる全ての物事が当たり前ではないと気付かされ、私の力だけでは生きていけない、生かされている私に気づき、我が力を離れ神様とともに物事に当たることで、困難の受け止め方、乗り越え方を知ることができます。信じる力が生きぬく力・喜ぶ力を生み出し、心の充足、安らぎを得てより幸せな人生を送ることができます。